2016年5月23日月曜日

2015/05/23 『お洒落』

胴の補修。
磨きから随分と日か経ちました。
ようやく竹の胴台と革が剥がれてるところを接着してます!

革が縮みますので、穴に竹串を刺しておくといいですね。
また、胴幅も縮んでしまいます(巻いてしまう)ので、つっかえ棒を入れておくといいです。
これは、胴台だけだからするのではなく、常にしておいた方がいいですね。
特に竹胴は。
逆に広がらないように養生しておくのも大切です。

つまりは、胴は竹、革、漆を使ってますので、どれも湿度により変化します。
特に漆は活きてますのでナイーブです。
それらを組み合わせた胴ですので、開きを一定にしておくようメンテナンスすることが大切ですし、そこが剣道具の洒落たところなんでしょうね。

ちなみに、胴の開きが38㎝、40㎝、42㎝、44㎝、とあれば、私は38㎝を好みます。少し狭めです。
42~44㎝となると、背中に違和感を感じるものです。

こういうところも、剣道の楽しいところですね。

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