2017年4月17日月曜日

第68回近県剣道少年剣道錬成大会

日曜日は大竹市招魂社奉納 第68回近県剣道少年剣道錬成大会でした。

結果はともあれ、子どもたちには大きな学びをもらったと思います。
子どもたちの剣道は、指導者の鏡だということ。

その理由のひとつに、
子どもたちの負け方が、
自分にそっくりだったりする・・・(汗)

特に女子の団体戦。
先鋒二本負け。
中堅二本勝ち。
大将取られて取り返しての引き分け。
代表戦になった場面。

大将戦で引き分けたキャプテンに代表を任せました。
緊迫した試合をしてくれたと思います。
しかし、ここぞというところで、担いだところ、小手を放り込まれて試合終了。

担ぎ技は、攻めにもなり、逃げにもなる。
今回の担ぎ技は、逃げていた。
担がず、真っすぐ飛び込んでいても、それでも小手をやられていたかも知れない。
だったら「打ちたい」ばかりではなく、
間合いの攻防をすべきだったじゃないか。

このあたりの負け方が、私にそっくりだなと。
少なからず、私との稽古の影響もあるのだろうと振り返り、
今後の稽古では、子どもの改善の前に、自分の指導方法の改善に目を向けようと反省しているところです。

もうひとつの学び。
誰を代表戦に出すかは、その日の仕上がりと、
選手を交えての話し合いで決める。

大将のキャプテンが自分に行かせて欲しいという。
しかし、攻めきれない剣道をするなら、
中堅の選手に代表戦を出させる、
と念を押した。

それでも、自分に行かせて欲しいという。
ならばと代表に送り出す。

言わせたような気もしないでもないが、
この心意気は立派だった。

正直、勝ち負けでいえば、仕上がり具合から中堅の選手だったかも知れない。

しかし、勝ち負けよりも得難いものもあったとも思う。

と思うのは、大人の勝手なのであって、子どもたちは勝ちたかっただろう。
そのあたり、監督としても勉強をしなければならないところです。

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