結果はともあれ、子どもたちには大きな学びをもらったと思います。
子どもたちの剣道は、指導者の鏡だということ。
その理由のひとつに、
子どもたちの負け方が、
自分にそっくりだったりする・・・(汗)
特に女子の団体戦。
先鋒二本負け。
中堅二本勝ち。
大将取られて取り返しての引き分け。
代表戦になった場面。
大将戦で引き分けたキャプテンに代表を任せました。
緊迫した試合をしてくれたと思います。
しかし、ここぞというところで、担いだところ、小手を放り込まれて試合終了。
担ぎ技は、攻めにもなり、逃げにもなる。
今回の担ぎ技は、逃げていた。
担がず、真っすぐ飛び込んでいても、それでも小手をやられていたかも知れない。
だったら「打ちたい」ばかりではなく、
間合いの攻防をすべきだったじゃないか。
このあたりの負け方が、私にそっくりだなと。
少なからず、私との稽古の影響もあるのだろうと振り返り、
今後の稽古では、子どもの改善の前に、自分の指導方法の改善に目を向けようと反省しているところです。
もうひとつの学び。
誰を代表戦に出すかは、その日の仕上がりと、
選手を交えての話し合いで決める。
大将のキャプテンが自分に行かせて欲しいという。
しかし、攻めきれない剣道をするなら、
中堅の選手に代表戦を出させる、
と念を押した。
それでも、自分に行かせて欲しいという。
ならばと代表に送り出す。
言わせたような気もしないでもないが、
この心意気は立派だった。
正直、勝ち負けでいえば、仕上がり具合から中堅の選手だったかも知れない。
しかし、勝ち負けよりも得難いものもあったとも思う。
と思うのは、大人の勝手なのであって、子どもたちは勝ちたかっただろう。
そのあたり、監督としても勉強をしなければならないところです。
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