昨日は五月が丘での稽古。
声が出ない、振りも遅い、足さばきもバラバラ、動きもノロノロ、返事もこまい。
もともと性格が大人しかったり、運動能力が高いわけでもない。
そんな子たちだけど、だからといって、こんな現状でいいのか?
毎週毎週、このくそ寒い中、大きな声で叱られて、子どもたちは何を楽しみに来ているのか?
そんな現状から、私には何を託されているのかを考えて、来年の抱負としてまとめてみました。
そんな現状から、私には何を託されているのかを考えて、来年の抱負としてまとめてみました。
大きなテーマは、『自分の役割を明確にする』こと。
そもそも、私には、剣道を強くさせるという役割はありません。
そもそも、自分が強くないのですから。
ただ、剣道は好きです。
だからこそ出来る指導があるはずです。
①剣道は『正しく、楽しく、仲良く』を実践
やはり、剣道は正しく教えてあげたい。
試合で結果を出させたい、いや、早く試合に出させたいというエゴがないか。
正しい足さばき、素振りが出来ないのに、面をつけて、ましてや基本打突も出来ないのに、試合に出させていないか。
剣道を長く続けるためには、やはり、正しい剣道を教えてあげなければ。
私なんて、年間数試合しか出ないのに、それでも剣道を楽しんでいるわけですから(笑)
②主体性を持たせる
特に中学生キャプテンを筆頭に、自分たちでできることは、率先して、行動に起こす、発言をする、質問をする、提案する、そんな機会を増やしてやりたいと思います。
指導者は、剣道を教えているようで、実はマネジメントを教えていると思っています。
ですので、あれやれこれやれと指示ばかりしたり、大きな声で叱り飛ばしたりはしたくないのです。
③道具を大切にする
昨日、小手が破けている小学生が、『破けていても(剣道の強さに)関係ない』と言っていました。
そういう指導しか出来ていなかったかと、反省するばかりでした。
道具を大切にすることは、勝ち負けに関係なく、剣道に限らず、とても大切なこと。
いずれ分かってくれることだと信じています。
このように、特に大きな変化をもたらそうとは思いませんが、やはり、自分の役割を明確にしないと、子どもたちのためにもならないと思います。
自分に出来ることで、子どもたちの将来のためになる最善の努力が出来る一年にしたいと思います。
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