2016年10月3日月曜日

2016/10/02 『にほい』

いつも試合に行って思うことなのですが、
やっぱり剣道って匂いますよね(笑)

たくさんの参加者が集うと、さらにその匂いは強烈となり・・・

で、いろんな匂いがありますよね。

本当に手入れしていないんだなという悪臭。
いろんな洗剤や芳香剤などの香。
その香りとブレンドされてしまった、変なにおい。

みなさん、いろんな努力をされてるんだなと思います。

私は稽古後の汗・皮脂の拭きとりと、乾燥、そして保管方法がミソだと実感しています。

①汗、皮脂のふき取り
 温かいお湯を固く絞ったタオルでふき取りがいいですね。
 塩分や皮脂が取りやすいです。
 特に皮脂が気になるところは、アルコール除菌剤がいいようです。
 ただし、吹きかけてはいけません。アルコールをタオルに軽く含ませて、拭き掃除をする具合です。
 これはクリーニング屋さんが帽子の汚れを取るなどの方法を応用したものです。
 頑固そうな汚れは、アイロン、スチームクリーナーがいいですね。
 ただし、これも、直接吹きかけたり、アイロンを当てるのではなく、タオルや手拭いの上からにしましょう。
 ちなみに、ほとんどの作業は面の内側からです。外側から行いますと、色あせを促してしまいます。
 
②乾燥
 まずは、袋から剣道具を出すということでしょうか(笑)
 そして、一週間くらいかけて自然乾燥が好ましいですね。
 ただ、稽古を頻繁にしている方は、そうは行きません。
 ですので、扇風機で風を当てたり、布団乾燥機などを利用することも効果的です。
 注意したいのは、高温での乾燥は革製品には不向きです。
 布団乾燥機で絶乾状態を目指さないでくださいね(笑)
 あくまでも、補助です、補助。

③消臭スプレー
 乾燥をしてから吹きかける。
 これが絶対法則です。
 私は香料の入っていないものが好みですので、次亜塩素系の除菌スプレーを使うことがあります。
 ほぼ水なので、色落ちも、香料の心配もありません。

④型崩れ
 基本はアイロンです。
 特に垂帯は定期的にアイロンをかけます。
 子どもの剣道具などは、面がタコのような型が付いてしまっているものがあります。
 そういう面は、新品のように面垂れを伸ばすようにアイロンを当てます。
 その後、新たに型をつけるます。
 このときも、直接あてるのではなく、タオルなどの上からにします。
 ちなみに、アイロンのスチームはカビ菌の除去にも役立ちます。
 これらも、面の内側で行うといいです。

⑤保管
 風通しの良いところがいいそうです。
 近くにハッカ油をおいておくことで、カビ菌が寄り付かないようです。
 ただ、我が家は猫がハッカ臭を嫌いますので、置き型ファブリーズにしています。
 置き型ファブリーズなら、剣道具に匂いもつきませんし、部屋の匂いも軽減してくれます。

特に目新しい情報ではありませんでしたね(笑)

さてさて、まだまだ蒸し暑いです。
汗の量も半端ないです。
しっかりと手入れをしましょう!

あと、ご自身の体のケアも大切です。
水分をしっかりと摂取しましょう!

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