2017年2月17日金曜日

収拾がつきませんでした(汗)

エブリデイ剣道

昨日は初心者が10名。
そのうち、
Aクラス・・・面をつけさせて稽古させたい子
Bクラス・・・もう少しで面をつけられる子
Cクラス・・・まったくの初心者の子(Cクラス)。

一度にあずかると、収拾がつかない日があります(汗)
先に進めたい気持ちとは裏腹に、昨日はどうにもこうにも・・・

また、昨年、初心者から面付組に上がった子で、気になる子が数人います。
本稽古を横目に、
『あぁー、ついて行けてないなぁ』
と気になるんですよね。
その子への指導もしたい。

初心者の頃から見ているので、気になって仕方ないんですよね。

正直、気が散漫です。
先生の気が散漫なのですから、子どもたちも集中できないのでしょうね(笑)
すまない、子どもたちよ。

現在の時間割です。
19時~19時15分   :全体で準備体操やすり足などの稽古
19時15分~20時   :A~Cクラス混合で指導(ここが大変・・・)
20時~20時半    :A・Bクラスの指導
20時半~20時45分   :全体の打ち込み・かかり稽古の基立ち(A・Bクラスも参加)
初心者はここまで。
20時45分~21時15分までは、希望者のみの居残り(主に地稽古)。

最後の30分は、中学生や小学生高学年の相手もしてやりたいですし、自分の稽古もしたい。
けれども、やっぱり、まじめに通ってくれる子どものために、やれることはやってやらねば男がすたる!

昔を思い出しました。
私が剣道を始めたのは、小学6年生の秋口だったと思います。
転校してきた友だちが剣道をやってたり、ちょうど、六三四の剣っていう漫画もあって。
当時は知りませんでしたが、地元には2つの道場がありました。
ひとつは、私のいた道場。
もうひとつは、強豪の玖珂スポーツ少年団。

私のいた道場は、10名も居ませんでした。
10名どころか、5人くらいしか思い出せない(笑)
あの剣道人気の時代にです。
本格的に剣道をしていたのは、転校してきた友人だけだったかな。
彼だけは中高でも強かった。
あとは、私を含めて初心者とか、あまり上手じゃない子だったな。

もうひとつの強豪道場は、のちに玖珂中学校で一緒になるのですが、数十人規模の道場。
全国大会に出たりしてましたね。
剣道を学ばせようとしたとき、ほとんどがそちらの強豪道場を選んでいたんでしょうね。

そりゃ、そうでしょう。
強い道場の方がいい。

でも、私の通っていた道場では、私のような道場生も快く受け入れてくれた。
秋口に入門したのですから、すぐに卒業するような生徒をです。
正月にはご自宅に呼んでくださって、ぜんざいをいただいた。
家に入れるくらいの人数しかいなかったってことです。
卒業前くらいには、試合に出させてもらった。
くどいですが、5名くらいしかいなかったってことです(笑)
もちろん、惨敗でした。

その先生からどんな剣道、稽古メニューだったかは、正直、覚えてません(笑)
ただ、とにかく稽古中、声を掛けてくれていた。
ただ、淡々と稽古をするのではなく。
私はとにかく声を掛けながら稽古をするのですが、
実はその先生の影響があるんだろうな・・・

きっと、今の子どもたちにとって、私が指導をすることは、人生において、ほんの一瞬の出来事だと思います。
数年後に、何を学んだかと言われても、覚えていない。
それでいいんです。

ただ、大人になり、人の上に立つような立場になったとき、人の世話をするようになったとき、この一瞬が財産になっていたらいいなと思います。

私も藤原範士をはじめ、多くの先生から、目に見えない何かを学んでいる。
これが、また、数十年後の財産になっている。

先生々から頂いたものを、子どもたちに返していく。
そういう役割を担えるようになって来たのかもしれません。

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