エブリデイ剣道
崇菱会ですが、見学すると無理してでもやりたくなるので。
我慢してお休みしています。
先日の新年会での藤原範士からのアドバイス。
書けることだけ。
●私の剣道(全体的に)
先生の講話に「無意識」というキーワードがあったが、私には難しすぎて。
たまたま無意識にということはあるが、今は色々と考えながらやってもいいのか?
駆け引きを考えるのがダメということではない。今はいろいろ考えていい。
あれこれ試していい。
いつか無意識にできるようになる。
どういう剣士になりたいかという理想が明確にできているのだから、寄り道をしてもいい、一歩進んで二歩下がってもいい、それでも方向は間違っていない。
怪我をしやすいことについては、やはり、高校大学と本格的にやっている人とは、体のつくり(体幹)が違う。そうしたことも踏まえての剣道を。
●試合の心構えについて
相変わらず試合が下手だ。
稽古の何パーセントも出せていない。
まっすぐ、前に、無駄な打突をせず、手元を上げず、など理想的な剣道をしている方が、試合に弱い。
そいうことを言われるが、実際にはそうであってはならない。
そういう剣道で強くあるべき。
だからこそ、そういう剣道を目指しているのであれば、なぜ、それが通用しないのか、何が悪かったのかを日々研究しなければならない。
藤原範士でも、2年前にさかのぼって、負けた試合の原因を追究することもある。
●呼吸方法について
細く長く吐き続ける。
口では吸いこまない。吐き切ったときには瞬間的に鼻から吸い込んでいる。
もうダメかというところまで吐き続けていても、なぜか、そこから打突が出来ることがある。
黙想のときに吐き続けることをやってみる。
初めは意識をして、そのうち、無意識にできるようになる。
そうしたら、無意識の打突も出て来ることもあるだろう。
誰に習ったわけでもなく、必要に駆られて身に付いた呼吸法だそうです。
●幼少年指導について
師範でなければ教えられない、出来ないことを教えてはならい、など考えなくていい。
剣道を続けている子は、決して強い子ばかりではない。
強くなくても、あの一勝があったから、あの会心の一撃があったから続けているという人の方が多い。
だから、指導者は子どもたちにとっての「会心の一撃」を見逃したらいけない。
こうして藤原範士をお話をさせていただくと、剣道を通じて、「教育者」とは、「指導者」とは、というところを学ばせていただくことが多いです。
とくに、「目線を合わせる」ことを、本当に自然にされている。
これは、アドバイスをするときでも、剣を合わせるときでも。
本当に自然に。
相手の力を引き出す。
勇気をくれる。
藤原範士との稽古、また会話は、仕事においても、社員教育、部下の育成指導など、本当に役立つことばかりです。
これこそが「剣道」であり、「活人剣」に通ずるものなのでしょう。
こうして理想となる方が目の前にいらっしゃる。
とても恵まれた環境です。
さて、リバ剣のみなさん。
崇菱会の門をくぐってみませんか!
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