昨日の「先ゴム」の無い竹刀ですが、
こういう不良品をなくすには、
メーカーさんと販売店の安全に対する姿勢にかかっています。
昔は銘柄を見れば、どこの販売店で買ったのかが分かりましたが、
今やネット通販で、全国の販売店での購入が可能になりましたから、
どこで買ったものか分からなくなりました。
そこが怖いですよね。
また、近年、刻印の技術が容易になったため、
ちょっと昔まで超特価で売られていた無銘の竹刀に、
それなりの銘を入れて売られるようになりました。
消費者としては、
「無銘よりも、いいものじゃないかな」
という心理になってしまいます。
中には、一流メーカーの名前に似せたものもありますので、
ますます、何がいいか分かりにくくなっています。
これは、剣道界だけではなく、
一般の消費社会でも流行っていることです。
いわゆる、パッケージバブルのようなもので、
中身は変わっていないけど、
パッケージがかわいい、かっこいい、おしゃれ、
というだけで売り上げが倍増します。
中身は変わっていないのに、です。
そうしたところも見極められるように、というのは、一般剣士では難しいですよね。
だからこそ、販売店さん。
安全基準について、メーカーさんとしっかりと確認し合ってくださいね。
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