2016年6月8日水曜日

2016/06/08 『過渡期』


過渡期

昨日は大塚剣徳会。
自分なりにテーマを持って挑みました。

いつも稽古をつけて下さる先生方から、2つの反応があります。

まずは、『前はここというところ(つまり、私の打ち間)で思い切って打って来てたよね』という共通の反応。
さすが、七段の先生方はそういうところを見られているわけです。

そこは共通の反応として、次のアドバイスからは違いがあるわけです。
①『勢いがなくなったね』
②『何かしようとしてるんだね』

①についての自己分析。
勢いはあったのは確かだと思うのですが、これまでは何も考えず勢い任せに出ていたのが、たまたまいい打突につながっていたというのが正解なんだろうなと思うのです。

自分としては、その打突が『勢い』だけではなく、『事理一致』の打突にしたいという理想を持ち始めたという感じでしょうか。
うまく説明できませんが。。。

何というか、今まで打ち込んで一本になっていたものが、その打ち方での一本では満足行かなくなって来たというとかっこいいでしょうか?(笑)
でも、そんな感じなんです。

きっと、見ている先生方も、『勢いのある剣道』とは評価してくださっているだろうけど、見ていて面白い剣道ではないと思うんですよね。
そのあたりなんですよ、変えたいのは。。。


続いて、②『何かをしようとしてるんだね』と察知してくださる先生も多くいらっしゃいます。
昨日は山陽武道具の大下先生、県警の石崎先生が、やろうとしていることを聞いてくださいました。
すると、お二人とも同じお答えで、『間合いの取り方・詰め方』にヒントがあるのではとアドバイスをくださいました。
スッキリしました!

なるほど、そもそものスタートが間違ってた!(笑)
自分の理想を話したら、
『1年は打たれまくるだろうけど、これをやってみなさい』
『もしかしたら3年かかるかもしれない』
でも、それが理想の剣道に近づく稽古になる。
と、県警の石崎先生が特練時代に学んだ方法を教えてくださいました。

かなりレベルは高いですが、理想に近づくことを諦めずに『過渡期』を過ごしたいと思います。

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