剣道は結ぶという文化の継承でもあるよね。
剣道具には何箇所の結び目があるか?とは、剣道教士八段の柏村先生。
小手の修理の修行(という名目で遊びに行った)で伺ったとき、
そんな話題になった。
確かに、剣道衣の上下だけでも、3箇所。
剣道具を装着するためなら、面紐、胴紐、垂れ帯。
それだけではない。
竹刀の中結、弦もあれば、胴の乳革、四つ乳革、小手紐、閂(顎止め革)もある。
昨年、崇菱会に外国人の剣道愛好家が参加されたときのこと。
稽古中に四つ乳革が外れていたので、その場で修理をして差し上げたことがある。
特に四つ乳革は特徴的なため、それはそれは興味深く見入っておられた。
さて、五月が丘では、幼少の子どもでも、まずは上着の紐は自分で結べるように頑張らせます。
そうすると3才児でも結べるようになるものです。
そうすると3才児でも結べるようになるものです。
剣道をさせることばかりを大切にして、いつまでも保護者の皆さんが結んでやるようでは、
本当に学ばせたいことを学ばせることは出来ないのではないかと思います。
ある剣道具メーカーでは、竹刀袋をファスナー式ではなく、紐で結ぶことにこだわっていると言います。
今の時代、ファスナーの方が売れるでしょうけどね。
しかし、結ぶという行為から、剣道だけではない日本古来の文化を大切にしてもらいたいということでしょう。
そんな私も、今日もひとつ新しい結び方を覚えて来ました。
剣道は奥が深いですね♪
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