2016年1月29日金曜日

2016/01/28 『先生』


袴も竹刀も身近な大先生

第15回目の稽古は五月が丘。
久しぶりに前半の幼少の子どもたちを石田てんてい(子どもたちが先生をそう呼ぶ)が担当してくださったので、私は久しぶりに稽古再開したリバ剣ヨシオ君に着装のアドバイス。
ヨシオ君は小学生の頃に剣道をやったようで、社会人になってから、『剣道やりたいなぁー』ってことで本ブログ(旧リバ剣ブログ)にコメントくれたんです。

実践はこれからゆっくりと稽古を重ねるとして、まずは着装から。
リバ剣といえども、大人の剣士ですから、着装で損をしたくないところ。
初対面の人にも、
『雰囲気あるな』
と思わせたいところですね。

写真は当道場の最年少剣士。
四歳の誕生日に剣道衣の上下セットを買ってもらったそうな。
か、かわいずぎる・・・
サイズもぴったり♪

さて、私は幼少の子どもでも袴は短くし過ぎないようにお願いしてます。
成長に伴って短くなるのは仕方ないですが、それでも身体にあったものを身に着けるのが望ましいですね。
短くするのは、『つまずく、ひっかかる』という理由ですが、それは足が上がるから引っ掛かるのですから、それを教えてくれるのは袴です。

刃筋もそうです。
竹刀の先革を見れば刃筋がどちらに片寄っているか分かります。
打突部についている『黒い点』は、面金への打突の跡です。
有効打突の条件に、『竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく』とありますが、
竹刀はそれを教えてくれています。

道具はただの道具ではなく、一番身近な大先生なんですよね。

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